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バーゲンワゴンから 500円で救ってきたボールトのヴォーン・ウィリアムスの交響曲第9番はなかなか迫力があった。
フランス音楽はなかなか馴染めないが、イギリス音楽は好きだ。 これは今から20年ほど前にテイチクの1000円盤、パイ原盤で出ていたサー・ジョンの指揮するイギリス音楽に接したからだろう。
さてこの曲。 サキソフォーンとフリューゲルホルンが加わって、どこか牧歌的な雰囲気。 しかし驚いたのは、結構ボールドってオケを鳴らすんだ、ということ。 もっと紳士然としたお行儀の良い人かと思っていた。 しかしこの演奏については聞きごたえ十分。 イギリス音楽は茫洋として掴み所に欠けるような気がするが、演奏や録音によるところが大きいのだと思った1枚。