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マーラーの「巨人」は色々と聞いたけれど、このケーゲルのほどびっくりしたものはない。
特に第2楽章の冒頭での主題へのアクセントの付け方、ここでおもわずコケてしまった。 しかし何度もこれを耳にしてしまうとこれが病みつきになってしまう(いやはや)。 細かなテンポの設定や楽器間の強弱のつけかたなど、ケーゲルは独自の解釈のもとにこの曲を再構築しているようだ。
ケーゲルのベートーベンの交響曲全集は、とってもオーソドックスな解釈になっていた。 以前は、このイメージでケーゲルは正統的な指揮をする人のイメージがあったが、今は違う。 この巨人はお薦めできるが、ファーストチョイスには??